妊娠がわかるとうれしい気持ちと同時に、
「まず何をすればいいの?」
「母子健康手帳はどこでもらうの?」
「出産したら、どんな手続きが必要?」
と、分からないことも一気に増えてきます。
松本市では、妊娠届、母子健康手帳、妊婦健診、妊婦支援給付金、産後ケア、児童手当など、妊娠から出産後までさまざまな支援があります。
この記事では、妊娠がわかってから赤ちゃんが生まれた後までの流れを、順番にわかりやすく紹介します。
※この記事は2026年9月時点の情報をもとにしています。制度や申請方法などは変更される場合がありますので、実際の手続き時には松本市公式サイトで最新情報をご確認ください。
まずは全体の流れを確認
妊娠がわかったら、大まかには次のように進みます。
産婦人科を受診
↓
妊娠届を提出
↓
母子健康手帳を受け取る
↓
妊婦健診を受ける
↓
出産
↓
出生届
↓
児童手当・健康保険・医療費助成などの手続き
↓
新生児訪問・産後ケア・乳幼児健診
一つずつ見ていきましょう。
① 妊娠がわかったら、まず産婦人科へ
妊娠の可能性がある場合は、まず産婦人科などの医療機関を受診します。
松本市では、医療機関で発行された妊娠届出書を健康づくり課または保健センターへ提出する流れになっています。
② 妊娠届を提出して母子健康手帳を受け取る
妊娠届を提出すると、母子健康手帳が交付されます。
本人が届け出る場合の主な持ち物は、
- 妊娠届出書
- マイナンバーを確認できるもの
- 本人確認書類
です。
代理人が届け出る場合は、委任状なども必要になります。
母子健康手帳は、妊娠中から出産後まで、お母さんと赤ちゃんの健康状態を記録する大切なものです。
③ 妊娠届は早めに出そう
松本市では、母子健康手帳の交付時に妊婦一般健康診査受診票も交付しています。
妊娠週数によって交付枚数が異なるため、市では妊娠がわかったら早めに、遅くとも妊娠15週までに妊娠届を提出するよう案内しています。
④ 妊婦健診を受ける
妊婦健診では、お母さんの健康状態や赤ちゃんの発育などを定期的に確認します。
松本市では、妊婦健診費用の一部を助成する受診票を交付しています。里帰りなどで県外の医療機関や対象外の助産所で健診を受けた場合も、条件に応じて費用の一部を補助する制度があります。
里帰り出産を予定している人は、早めに確認しておくと安心です。
⑤ 妊婦支援給付金も確認しよう
松本市では、妊婦への相談支援とあわせて、妊婦支援給付金を実施しています。
2026年度の案内では、
1回目:妊婦1人あたり5万円
2回目:5万円 × 胎児の数
が支給されます。妊娠届提出時には保健師との面談が行われ、出産後は新生児訪問や相談時に2回目の申請案内があります。

「松本市子育てガイドブック」は必ずチェック
妊娠・出産・子育てについて、松本市がまとめているのが**「松本市子育てガイドブック」**です。
このガイドブックには、
- 母子健康手帳
- 妊婦支援給付金
- 妊婦健診
- 出生届
- 児童手当
- 子育て支援医療
- 出産育児一時金
- 未熟児養育医療制度
- 産後ケア
- 健診
- 育児・健康相談
など、妊娠から子育てまで幅広い情報がまとめられています。
松本市公式「子育てガイドブック」
ページ内には全ページ版PDFのほか、「妊娠したら」「出産したら」などテーマ別のPDFも用意されています。
このURLはスマートフォンに保存しておくと便利です。
そして、いよいよ出産
赤ちゃんが生まれたあとは、喜びいっぱいの一方で、期限のある手続きもあります。
まず覚えておきたいのが出生届です。
⑥ 出生届は14日以内
出生届は、赤ちゃんが生まれた日から14日以内に届け出ます。
届け出先は、
- 子どもの本籍地
- 届出人の所在地
- 赤ちゃんが生まれた場所
の市区町村です。
届出人は原則として父または母で、出生証明書と母子健康手帳などが必要です。
⑦ 児童手当を申請
赤ちゃんが生まれたら、児童手当の申請も忘れずに行います。
児童手当は申請が必要です。
松本市では、原則として申請月の翌月分から支給されますが、出生の翌日から15日以内に申請すれば、出生月の翌月分から受け取ることができます。
2026年度時点では、
- 3歳未満:月15,000円
- 3歳以上高校生年代まで:月10,000円
- 第3子以降:月30,000円
となっています。
里帰り出産の場合も、出生届を出した自治体とは別に、児童手当の申請が必要になる場合がありますので注意しましょう。
⑧ 赤ちゃんの健康保険・医療費助成などを確認
出産後は、
- 赤ちゃんの健康保険加入
- 子育て支援医療
- 出産育児一時金
- 未熟児養育医療制度
なども、家庭の状況に応じて確認が必要です。
このあたりも松本市子育てガイドブックにまとまっています。
出産後に利用できる支援もあります
出産後は、赤ちゃんのお世話や睡眠不足などで生活が大きく変わります。
そんなときに利用できる支援もあります。
⑨ 新生児訪問
松本市では、生後4か月までのすべての赤ちゃんと産婦を対象に、新生児訪問または保健センターでの新生児相談を行っています。
保健師や助産師が、
- 赤ちゃんの体重測定
- 育児相談
- 市のサービス紹介
などを行います。
⑩ 産後ケア事業
松本市では、出産後のお母さんと赤ちゃんを支える産後ケア事業も実施しています。
利用できるのは、原則として出産後1年未満。
利用方法には、
- 宿泊
- 日帰り
- 訪問
があります。
お母さんの心身のケア、授乳相談、育児相談などに利用できます。
⑪ 母乳・育児相談の助成
松本市では、母乳や育児相談に使える助成券も交付しています。
2026年度は、1,000円の助成券4枚、合計4,000円分が交付されます。利用できるのは子どもが1歳になる前日までです。
相談内容は、
- 授乳
- 赤ちゃんの発育
- お風呂の入れ方
- 赤ちゃんとの関わり方
- お母さんの心や体
などです。
⑫ 乳幼児健診
赤ちゃんの成長に合わせて、乳幼児健診も始まります。
松本市では、1か月児健診や乳児一般健康診査などを行っています。
乳児一般健康診査は、生後3か月から11か月までの間に1回、公費で受診できます。
妊娠・出産チェックリスト
妊娠がわかったら、まずこの順番を目安にすると分かりやすいです。
- □ 産婦人科を受診する
- □ 妊娠届を提出する
- □ 母子健康手帳を受け取る
- □ 妊婦健診を受ける
- □ 妊婦支援給付金を確認する
- □ 松本市子育てガイドブックを確認する
- □ 出産場所や里帰り出産を検討する
- □ 出産
- □ 出生届を14日以内に提出する
- □ 児童手当を申請する
- □ 赤ちゃんの健康保険を手続きする
- □ 医療費助成などを確認する
- □ 新生児訪問を受ける
- □ 必要に応じて産後ケアを利用する
- □ 乳幼児健診を受ける
全部を一度に覚える必要はありません。
妊娠したら → 母子健康手帳
出産したら → 出生届・児童手当
その後 → 新生児訪問・産後ケア・健診
と覚えておくと整理しやすいです。
困ったときは「子育てガイドブック」から探すのもおすすめ
「どの制度を見ればいいか分からない」という場合は、まず松本市子育てガイドブックを開いてみるのがおすすめです。
妊娠・出産だけでなく、その後の子育て支援や保育、医療、相談先なども掲載されています。
まとめ|妊娠から出産後まで、一つずつ確認しよう
妊娠・出産は、人生の中でも大きな節目です。
同時に、初めて経験する手続きもたくさんあります。
まずは、
産婦人科を受診
↓
妊娠届
↓
母子健康手帳
↓
妊婦健診
↓
出産
↓
出生届・児童手当
↓
新生児訪問・産後ケア・乳幼児健診
という大きな流れを知っておけば、かなり整理しやすくなります。
そして迷ったときには、松本市子育てガイドブックを確認してみてください。
松本市には、妊娠中から出産後、子育て期まで利用できるさまざまな支援があります。
「松本よりみち帖」でも、このあと人生サイクルに沿って、
妊娠・出産 → 保育 → 学校 → 暮らし → 介護 → 終活
と、一つずつ分かりやすく紹介していきます。
※この記事は2026年9月時点の情報をもとにしています。制度、金額、対象、申請方法などは変更される場合があります。実際の利用前には必ず松本市公式サイトで最新情報をご確認ください。


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