親の様子が変わってきて、
「一人でお風呂に入るのが難しくなった」
「食事や着替えに手助けが必要になった」
「転ぶことが増えた」
「認知症が進んできた」
そんなときに考え始めるのが、介護保険サービスです。
でも初めてだと、
「まずどこへ相談するの?」
「要介護認定って何?」
「ケアマネジャーはどうやって決めるの?」
「デイサービスと訪問介護は何が違うの?」
と分からないことも多いですよね。
この記事では、松本市で介護が必要になったときの流れを、順番にわかりやすく紹介します。
※この記事は2026年10月時点で確認した情報をもとにしています。制度や料金、申請方法などは変更される場合があります。利用時には松本市公式サイトで最新情報をご確認ください。
まずは全体の流れ
介護保険サービスを利用する場合は、大きく、
相談
↓
要介護認定を申請
↓
認定調査・主治医意見書
↓
要支援・要介護の認定
↓
ケアプランを作る
↓
介護サービスを利用
という流れになります。松本市も、介護や支援が必要になった場合の申請から利用までを案内しています。松本市

① まずは地域包括支援センターへ相談
「介護が必要かもしれない」と思ったら、最初の相談先として分かりやすいのが地域包括支援センターです。
地域包括支援センターは、高齢者本人や家族の身近な相談窓口で、
- 介護についての相談
- 要介護認定の申請
- 介護予防
- 福祉サービス
- 認知症
- 成年後見
など幅広い相談に対応しています。松本市
松本市公式
地域包括支援センター
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/63/81957.html
「何を申請したらいいのか分からない」
という段階から相談して大丈夫です。
② 要介護認定を申請する
介護保険サービスを利用するためには、原則として要介護・要支援認定を受けます。
申請できるのは、原則として本人または家族です。本人・家族が申請できない場合は、本人の状況を知っている人が申請できる場合もあります。松本市
松本市では、地域によって申請窓口が分かれています。
新村・和田・今井・安曇・奈川・梓川・波田地区は西部福祉課、それ以外の地区は高齢福祉課が窓口です。
また、地域包括支援センターでも申請できます。松本市
松本市公式
介護や支援が必要となったとき
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/kourei/1783.html
③ 認定調査を受ける
申請後は、本人の心身の状態を確認する認定調査が行われます。
調査では、
- 歩けるか
- 食事ができるか
- 入浴できるか
- 排泄できるか
- 認知症の症状があるか
など、日常生活の様子が確認されます。
加えて、主治医による主治医意見書も審査資料として使われます。松本市
普段できないことを無理して「できます」と答えるより、実際の日常生活の状態を伝えることが大切です。
④ 要支援・要介護の認定
調査や主治医意見書などをもとに審査され、
要支援1・2
要介護1~5
などの認定結果が決まります。
要介護度によって、利用できるサービス量などが変わります。
⑤ ケアマネジャーって何をする人?
介護サービスを利用するときに重要な存在が、**ケアマネジャー(介護支援専門員)**です。
ケアマネジャーは、
- 本人・家族の希望を聞く
- 必要なサービスを考える
- ケアプランを作る
- 介護事業所との調整をする
- 利用状況を確認する
など、介護生活全体を支える役割を担います。
松本市は、市内の**居宅介護支援・介護予防支援事業所(ケアマネジャー)**を含む介護保険事業所一覧を公開しています。松本市
松本市公式
介護保険等事業所一覧
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/kourei/1777.html
⑥ 自宅で受けられる介護サービス
介護が必要になったからといって、すぐ施設へ入るとは限りません。
自宅で生活しながら利用できるサービスもたくさんあります。
代表的なのが、
訪問介護(ホームヘルプ)
→ ヘルパーが自宅を訪問
訪問看護
→ 看護師などが自宅を訪問
訪問入浴
→ 自宅での入浴を支援
訪問リハビリ
→ 自宅でリハビリを行う
などです。
松本市の介護保険事業所一覧には、訪問介護・訪問看護・訪問リハビリなども掲載されています。松本市
⑦ デイサービス
**デイサービス(通所介護)**は、日中施設へ通い、
- 食事
- 入浴
- レクリエーション
- 機能訓練
などを受けるサービスです。
本人の生活リズムづくりだけでなく、家族の介護負担を軽減する役割もあります。
松本市の事業所一覧には、通所介護や通所リハビリテーションの事業所も掲載されています。松本市
⑧ ショートステイ
ショートステイは、短期間だけ施設へ宿泊するサービスです。
たとえば、
「家族が数日家を空ける」
「介護者が体調を崩した」
「介護者にも休息が必要」
というときに利用できます。
介護する家族が無理をし続けないためにも、こうしたサービスを知っておくことは大切です。
⑨ 要支援の場合は介護予防サービスも
要支援1・2の人などは、介護予防・生活支援サービスを利用できます。
松本市では、
訪問型サービス
→ 掃除や調理などの生活支援
通所型サービス
→ デイサービス、ミニデイ、短期集中型の介護予防
などを行っています。松本市
松本市公式
介護予防・生活支援サービス事業
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/kourei/1820.html
⑩ 「在宅介護」と「施設介護」どちらがいい?
これは家庭によって答えが違います。
自宅で過ごしたい本人の希望があっても、
- 夜間の介護が必要
- 認知症が進んでいる
- 一人暮らしが難しい
- 家族だけでは介護できない
場合には、施設を検討することもあります。
逆に、訪問介護やデイサービスを組み合わせながら、自宅生活を続けられる人もいます。
大切なのは、
本人の希望
+ 家族の介護力
+ 医療の必要性
+ 費用
を一緒に考えることです。
⑪ 施設にはどんな種類がある?
高齢者向けの施設にはいくつか種類があります。
たとえば、
特別養護老人ホーム
→ 常時介護が必要な人向け
介護老人保健施設
→ 在宅復帰を目指してリハビリなどを行う
介護医療院
→ 医療と介護の両方が必要な人向け
介護付き有料老人ホーム
住宅型有料老人ホーム
サービス付き高齢者向け住宅
などがあります。
松本市では有料老人ホームの種類や特徴、市内施設の情報を公開しています。松本市
松本市公式
有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/kourei/1756.html
また、市内の介護保険施設は「介護保険等事業所一覧」でも確認できます。松本市
⑫ 施設は「料金」だけで決めない
施設を選ぶときは、
- 場所
- 月額費用
- 入居条件
- 医療対応
- 面会しやすさ
- 食事
- 個室か相部屋か
- 認知症への対応
- 看取り対応
などを確認しましょう。
可能であれば、本人と一緒に見学して、
「ここで生活できそうか」
を確認することも大切です。
介護が始まったら確認したいチェックリスト
□ 地域包括支援センターへ相談した
□ 要介護認定を申請した
□ 認定調査を受けた
□ 主治医を確認した
□ 認定結果を確認した
□ ケアマネジャーを決めた
□ ケアプランを作った
□ 訪問介護・デイサービスなどを検討した
□ 家族だけで無理をしていないか確認した
□ 必要なら施設も検討した
こんなときはどこへ相談?
介護が必要か分からない
→ 地域包括支援センター
要介護認定を受けたい
→ 高齢福祉課・西部福祉課・地域包括支援センター
ケアマネジャーを探したい
→ 介護保険等事業所一覧
訪問介護・デイサービスを探したい
→ 介護保険等事業所一覧
施設を探したい
→ 松本市の高齢者施設情報
迷ったら、まず地域包括支援センターへ相談すれば大丈夫です。
公式リンクまとめ
介護が必要になったときの手続き
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/kourei/1783.html
地域包括支援センター
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/63/81957.html
介護保険等事業所一覧
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/kourei/1777.html
介護予防・生活支援サービス事業
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/kourei/1820.html
有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/kourei/1756.html
まとめ|介護は「家族だけで抱えない」
親の介護が始まると、
「自分がやらなければ」
と思ってしまうかもしれません。
でも介護保険制度には、
ケアマネジャー
訪問介護
デイサービス
ショートステイ
施設
など、家族を支える仕組みがあります。
まずは、
地域包括支援センターへ相談
↓
要介護認定
↓
ケアマネジャー
↓
必要なサービスを利用
という流れを覚えておけば大丈夫です。
介護は、家族だけで頑張るものではありません。
使える制度やサービスを使いながら、本人と家族の両方が無理をしすぎない形を探していくことが大切です。
「松本よりみち帖」の人生サイクルも、
結婚
→ 妊娠・出産
→ 保育・子育て
→ 学び・学校
→ 働く・独立
→ 住まい・暮らし
→ 親の老後
→ 介護
→ 次は「終活」
へ続きます。


コメント