わきみちくんの考える部屋 #4|遠回りって、本当に無駄なのかな? 人生に寄り道が必要な理由

わきみちくん|考える部屋

こんにちは!

安曇野の小さな道を歩きながら、いろいろなことを考えるのが好きな、わきみちです。

今日も、ちょっとだけ一緒に考えてみませんか?

今回のテーマは、

「遠回りって、本当に無駄なのかな?」

というお話です。

人生って、なかなか思い通りに進まないものですよね。

頑張ったのに結果が出なかったり、選んだ道が間違っていたように感じたり。

そんなとき、ふと思うことがあります。

「あの時間は、無駄だったのかな……」

でも、本当にそうなのでしょうか?


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1.近道を選んだつもりだったのに

ある秋の日。

わきみちくんは、安曇野の小さな道を歩いていました。

遠くには北アルプス。

道端の木々は赤や黄色に色づき、冷たい風が頬をなでていきます。

「今日は、あの丘まで行ってみよう!」

地図を見ると、まっすぐ続く道と、ぐるりと回り込む細い道がありました。

当然、わきみちくんは近道を選びました。

ところが……。

「あれ? 行き止まり?」

途中で道が途切れていたのです。

仕方なく引き返し、今度は遠回りの道へ。

「最初からこっちにすればよかったなあ」

少しがっかりしながら歩き始めました。

でも、その先には思いがけない景色が待っていたのです。

2.遠回りしたからこそ、見えた景色

細い道を進むと、小さな水路がありました。

澄んだ水がさらさらと流れています。

その脇には、赤く色づいた一本のモミジ。

さらに進むと、古い石垣の向こうに、黄金色の田んぼが広がっていました。

「わあ、きれいだなあ……」

わきみちくんは、思わず立ち止まりました。

もし最初の道をそのまま進めていたら、この景色には出会わなかったかもしれません。

そこで、ふと思ったのです。

「遠回りって、悪いことばかりじゃないんだな」

目的地に早く着くことだけが、旅の楽しさではありません。

途中で見つけたものにも、ちゃんと価値があるのです。

3.人生にも、思いがけない遠回りがある

これは、人生にも似ている気がします。

希望していた学校に入れなかった。

仕事で失敗した。

転職がうまくいかなかった。

長年続けてきたことを、途中で諦めた。

そんな経験をすると、どうしても思ってしまいます。

「もっと早く気づいていれば……」

「あのとき、別の道を選んでいれば……」

でも、ちょっと考えてみてください。

その経験があったからこそ、気づけたことはありませんか?

失敗したから、人の苦しみが分かるようになった。

仕事で苦労したから、誰かの優しさが身にしみた。

回り道をしたから、本当にやりたいことが見つかった。

もちろん、すべての失敗に意味があるとは限りません。

取り戻せないものもあります。

それでも、

「遠回りした時間の中にも、これから役立つものが残っているかもしれない」

そう考えることはできるのではないでしょうか。

4.早く進むことが、いつも正解とは限らない

私たちは、知らず知らずのうちに、速さを求めています。

早く結果を出したい。

早く成功したい。

人より遅れたくない。

もちろん、目標に向かって努力することは素晴らしいことです。

でも、人生は競走だけではありません。

20代で夢を見つける人もいれば、60代で新しい楽しみに出会う人もいます。

若い頃に成功する人もいれば、何度も挑戦を重ねて、自分の居場所を見つける人もいます。

それぞれに、違った時間の流れがあるのです。

誰かより遅いことと、自分の人生が間違っていることは、まったく別の話。

わきみちくんは、そう思います。

5.「無駄だった」と決めるのは、まだ早いかもしれない

たとえば、何年も続けた趣味。

途中でやめてしまったとしても、その時間はすべて無駄だったのでしょうか?

夢中になった楽しさ。

そこで出会った人。

少しずつ上達した喜び。

きっと、何かが残っているはずです。

仕事も同じです。

長い年月をかけて身につけた経験は、職場が変わっても役立つことがあります。

人と接する力。

困ったときに考える力。

失敗から立ち直る力。

それらは、履歴書の数字だけでは測れない財産です。

そして、人生の後半になって初めて、その価値に気づくこともあるでしょう。

過去の出来事は変えられなくても、その経験をこれからどう生かすかは、自分で考えられる。

そう思うと、少しだけ未来が楽しみになりませんか?

6.ただし、無理に遠回りする必要はない

ここで、ひとつ大切なことがあります。

遠回りにも価値があるからといって、わざわざ苦労する必要はありません。

つらい環境から離れること。

助けを求めること。

もっと楽な方法を選ぶこと。

それも、とても大切な判断です。

「苦労した方が成長できる」

そんな言葉に、無理して従う必要はないのです。

遠回りした自分を責めなくていい。

でも、遠回りを美化しすぎなくてもいい。

大切なのは、今いる場所から、自分にとってよい道を選び直せること。

わきみちくんは、そう考えています。

7.目的地に着いたとき、気づいたこと

やがて、わきみちくんは丘の上に到着しました。

夕日に照らされた北アルプス。

眼下に広がる安曇野の町並み。

「やっと着いた!」

時計を見ると、予定よりずいぶん時間がかかっていました。

でも、不思議と後悔はありませんでした。

水路の音。

赤いモミジ。

田んぼの向こうに見えた山々。

途中で見つけた小さな発見が、心の中に残っていたからです。

わきみちくんは、地図を閉じて笑いました。

「近道だったら、こんなにたくさんの景色は見られなかったな」

そして、もうひとつ思いました。

「人生も、到着することだけが目的じゃないのかもしれないね」


📚 わきみちくんの「ちょっと考えてみよう」

今日の問いは、こちらです。

あなたの人生で、「遠回りだったな」と思う経験はありますか?

そして、もうひとつ。

その経験があったからこそ、今の自分に残っているものはありませんか?

すぐに答えが見つからなくても大丈夫。

無理に前向きに考えなくても大丈夫です。

ただ、少しだけ振り返ってみる。

それだけで、過去の景色が違って見えることもあるかもしれません。


🌿 わきみちくんから、最後にひとこと

「まっすぐ進む道もいい。

でも、曲がりくねった道も、案外悪くないよ。

遠回りしたからって、人生に負けたわけじゃない。

その道でしか見られない景色だって、きっとあるんだから。

だから僕は、これからも、ときどき脇道を歩いてみようと思うんだ。」

遠回りした昨日も、これから歩く明日も、どちらもあなたの大切な人生です。

それでは、また次の「考える部屋」でお会いしましょう!

わきみちでした!😊


📖 わきみちくんの考える部屋|バックナンバー

考えることに、正解はひとつではありません。

気になるテーマがあったら、ぜひのぞいてみてくださいね。

📚 #1|幸せって、結局なんだろう?

幸せは遠くにあるもの? それとも、身近なところにあるもの?

👉 第1回「幸せって、結局なんだろう?」を読む

📚 #2|同じ出来事でも、考え方ひとつで世界は変わる

同じ出来事でも、受け取り方によって気持ちが変わるのはなぜ?

👉 第2回「同じ出来事でも、考え方ひとつで世界は変わる」を読む

📚 #3|「普通」って、いったい誰が決めたんだろう?

周囲の価値観にとらわれず、自分らしく生きることについて考えます。

👉 第3回「普通」って、いったい誰が決めたんだろう?を読む

📚 #4|遠回りって、本当に無駄なのかな?

今お読みいただいている記事です。


🌿 次回 #5 もお楽しみに!

これからも、わきみちくんと一緒に、いつもの景色を少し違う角度から眺めてみませんか?

答えを急がず、自分のペースで。

また「考える部屋」でお会いしましょう!

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