こんにちは。
「考える部屋」の、わきみちです📚
この部屋では、
人生のこと。
仕事のこと。
人との付き合い方。
そして、ときどき心に浮かんでくる、
「これって、どうなんだろう?」
について、一緒に考えていきます。
難しい哲学の授業をする部屋ではありません。
僕自身、すぐに答えを出そうとは思っていません。
少し立ち止まって、
いつもとは違う方向から物事を眺めてみる。
そんな「心のわきみち」を歩く場所です。
さて、第1回のテーマは――
「幸せって、結局なんだろう?」
です。
「幸せになりたいですか?」
もし、
「幸せになりたいですか?」
と聞かれたら、どう答えますか?
きっと多くの人が、
「なりたい」
と答えると思います。
では、もう一つ。
「あなたにとって、幸せって何ですか?」
そう聞かれたらどうでしょう。
……ちょっと難しくなりますよね。
お金があること。
好きな仕事ができること。
家族が元気でいること。
旅行へ行くこと。
おいしいものを食べること。
誰かから認められること。
好きな人と一緒にいること。
どれも幸せだと思います。
でも、
「これが幸せです」
と一つだけ選ぶのは、なかなか難しい。
そもそも幸せって、
一体何なのでしょう。
「もう少し」が手に入ったら幸せ?
僕たちはよく、
「もう少し○○だったら」
と考えます。
もう少しお金があったら。
もう少し仕事がうまくいったら。
もう少し時間があったら。
もう少し若かったら。
もう少し自信があったら。
もちろん、今より良くなろうとすることは悪いことではありません。
目標があるから頑張れることもあります。
でも、
「○○になったら幸せになれる」
と考え続けていると、
幸せはいつも未来にあるものになってしまいます。
目標へ到着したら、また次の目標。
それを達成したら、またその次。
これでは、
「幸せ」になかなか追いつけません。
昔から人は「幸せ」について考えてきた
実は、
「どうすれば人は幸せに生きられるのか」
という問いは、最近始まったものではありません。
昔の哲学者たちも、ずっと考えてきました。
例えば古代ギリシャの哲学者アリストテレスも、人間にとっての「よく生きること」について考えました。
ただ、
哲学者の答えをそのまま覚えることが、この部屋の目的ではありません。
大切なのは、
「自分だったら、どう考えるだろう?」
と立ち止まってみること。
2000年以上前の人も、
現代を生きている私たちも、
案外同じようなことを考えている。
そう思うと、ちょっと面白くありませんか?
松本のまちを歩いていると
そんなことを考えながら、松本のまちを歩いてみます。
遠くに山が見える。
昔から続いている店がある。
観光客が写真を撮っている。
ベンチで話をしている人がいる。
犬を散歩させている人がいる。
どこかから、おいしそうな匂いがしてくる。
特別な出来事ではありません。
でも、ふと、
「こういう時間、けっこういいな」
と思う瞬間があります。
目的地へ急いでいたら、
気づかなかったかもしれない景色です。
もしかすると幸せって、
大きな出来事の中だけにあるわけではないのかもしれません。
幸せは「なる」だけじゃなく「気づく」もの?
僕たちはよく、
「幸せになりたい」
と言います。
つまり幸せを、
「いつか到着する場所」
のように考えているのかもしれません。
でも、少し見方を変えてみます。
朝、目が覚めた。
温かいものを食べた。
誰かと笑った。
仕事が無事に終わった。
好きな音楽を聴いた。
帰る場所がある。
今日も一日が終わった。
何でもないことばかりです。
でも、
その中にすでに小さな幸せがあったとしたら?
そう考えると、
幸せは「なる」ものだけではなく、
「気づく」ものでもある
のかもしれません。
でも、つらいときまで「幸せを探そう」としなくていい
ここで一つ、大切にしたいことがあります。
つらいとき。
悲しいとき。
どうしてもうまくいかないとき。
そんなときまで、
「小さな幸せを見つけなきゃ」
と思わなくてもいいと思います。
つらいものは、つらい。
悲しいものは、悲しい。
無理に前向きになる必要はありません。
人生には、
立ち止まる時期だってあります。
遠回りする時期だってあります。
道に迷うこともあります。
それも含めて人生なら、
「今はちょっと休もう」
という選択があってもいい。
幸せについて考えることは、
いつも笑っていなければならないという意味ではないと思うんです。
人と比べ始めると、幸せは難しくなる
もう一つ、
幸せを考えるときに気になるものがあります。
それは、
「人との比較」
です。
あの人の方が収入が多い。
あの人の方がいい家に住んでいる。
あの人の方が楽しそう。
あの人の方が成功している。
今はSNSなどで、他の人の生活が簡単に見える時代です。
でも、
誰かの幸せと、自分の幸せは同じなのでしょうか。
山が好きな人もいれば、
海が好きな人もいます。
にぎやかな場所が好きな人もいれば、
静かな場所が落ち着く人もいます。
だったら幸せだって、
人によって違っていいはずです。
誰かの「幸せのものさし」で、自分を測らなくてもいい。
そんな考え方もできると思います。
答えが出なくてもいい
結局、
「幸せとは何か?」
という問いに、今日ここで答えを出すことはできません。
というより、
出さなくてもいいと思っています。
20歳のときの幸せと、
40歳のときの幸せ。
60歳のときの幸せ。
きっと少しずつ違います。
家族が増えたり、
仕事が変わったり、
大切な人との別れがあったり。
人生が変われば、
幸せの形も変わっていく。
だから、ときどき、
「今の自分にとって、幸せって何だろう?」
と考え直してみる。
それでいいのではないでしょうか。
📚 わきみちくんの「ちょっと考えてみよう」
今日、一日の中で、
「ちょっとよかったな」
と思ったことを、一つだけ思い出してみてください。
大きなことでなくて大丈夫です。
ご飯がおいしかった。
誰かと話せた。
仕事が無事に終わった。
好きなテレビを見た。
空がきれいだった。
コーヒーがおいしかった。
何も思いつかなければ、
それでも大丈夫。
そして、もう一つ。
「自分にとって幸せって何だろう?」
答えを出さなくていいので、
ほんの少しだけ考えてみてください。
その時間そのものが、
普段歩いている道から一本外れた、
小さな「わきみち」なのかもしれません。
急いで答えを見つけなくても大丈夫。
ときどき立ち止まって、
考えて、
また歩き出す。
人生には、そんな「わきみち」があってもいい。
また何か考えたくなったら、
いつでもこの部屋へ寄ってください。
それでは、また📚
わきみちくん|考える部屋



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