松本城を訪れたあと、「もう少し松本のことを知りたい」と思ったことはありませんか?
そんなときに立ち寄りたいのが、松本市立博物館です。
2023年に現在の場所へ移転開館した松本市立博物館は、松本城や縄手通り、中町通りからも歩いて立ち寄りやすい場所にあります。
単に昔の資料を並べた博物館ではなく、松本の歴史・暮らし・文化・まちの成り立ちを、さまざまな角度から知ることができる施設です。常設展示は8つのテーマで構成され、松本という地域を総合的に紹介しています。
松本市立博物館ってどんなところ?
松本市立博物館は、松本の歴史や文化を伝える中心的な博物館です。
現在の建物は松本市大手3丁目にあり、松本城から市街地へ歩いていく途中に立ち寄りやすい場所。
館内は3階建てで、
1階
市民交流スペース、ミュージアムショップ、子ども体験ひろば「アソビバ!」など
2階
特別展示室、図書情報室など
3階
常設展示室、パノラミックラウンジ
という構成になっています。
「博物館はちょっと難しそう……」という方でも入りやすい、明るく現代的な施設です。

見どころ① 松本を8つのテーマから知る常設展示
3階にある常設展示は、単純に「古代→中世→近代」という年代順に並んでいるわけではありません。
松本という地域の特徴を8つのテーマから紹介する構成になっています。
松本で暮らしてきた人々、城下町としての発展、自然環境、生活文化などを通して、
「なぜ今の松本というまちができたのか」
を考えられる展示になっています。
観光で初めて松本を訪れた方はもちろん、地元で長く暮らしている方にも「こんな歴史があったんだ」と新しい発見がありそうです。
見どころ② 特別展・企画展にも注目
2階には特別展示室があり、期間ごとにさまざまな企画展・特別展が開催されます。
テーマは歴史だけでなく、文化、工芸、美術、旅、考古学など幅広く、展示内容によって博物館の雰囲気も大きく変わります。
2026年度にも複数の特別展が企画されており、11月14日から12月28日には**「発掘された日本列島」**が開催予定です。全国の発掘調査成果に加え、松本城下町や近隣地域の出土品も紹介される予定です。
企画展は入れ替わりますので、訪問前に公式サイトを確認するのがおすすめです。
見どころ③ パノラミックラウンジ
3階にはパノラミックラウンジもあります。
展示をじっくり見たあとに、ちょっと休憩できるのもうれしいところ。
歴史や文化を学ぶだけでなく、「松本のまちを楽しむ場所」として利用できるのが、新しい松本市立博物館の魅力です。
見どころ④ 子どもと一緒でも楽しめる「アソビバ!」
1階には、子ども体験ひろば**「アソビバ!」**があります。
対象は小学校6年生までで、小学校3年生以下は保護者の同伴が必要です。土日などは混雑状況によって入室制限が行われる場合があります。
「子どもと博物館に行っても退屈してしまいそう……」
という家族にも利用しやすい施設ですね。
松本城とセットで巡るのがおすすめ
松本市立博物館の大きな魅力のひとつが立地の良さ。
松本城から近く、周辺には
松本城
↓
松本市立博物館
↓
四柱神社
↓
縄手通り
↓
中町通り
という流れで歩ける観光スポットが集まっています。
「松本城を見て終わり」ではなく、博物館で松本の背景を知ってから城下町を歩くと、街並みの見え方も少し変わってきます。
「松本よりみち帖」でも、松本城・四柱神社・縄手通り・中町通りの記事と内部リンクさせやすい場所です。

松本市立博物館の観覧料金
常設展示の料金は次の通りです。
| 区分 | 常設展示 |
|---|---|
| 大人(18歳以上) | 500円 |
| 大学生 | 250円 |
| 高校生以下・18歳未満 | 無料 |
| 松本市内在住の満70歳以上 | 無料 |
| 障害者手帳などをお持ちの方 | 無料 |
大学生は学生証、年齢による無料制度を利用する場合は年齢を確認できるものが必要です。団体・各種割引料金も設定されています。
※特別展は別料金となる場合があります。
開館時間
1階
9:00〜21:00
2階・3階展示室
9:00〜17:00
子ども体験ひろば「アソビバ!」
9:00〜17:00
展示室のチケット販売とアソビバ!の入室受付は16:30までです。
1階が夜9時まで利用できるのは、一般的な博物館とは少し違うところですね。
休館日には注意
展示室と1階では休館日が少し異なります。
2階・3階展示室とアソビバ!は、原則として毎週火曜日が休館。火曜日が祝日の場合は翌平日が休館となります。
1階は毎月第3火曜日が休館です。
また、全館とも12月29日〜1月3日は年末年始休館となり、臨時休館の場合もあります。
旅行前には公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
アクセス
松本市立博物館
〒390-0874
長野県松本市大手3丁目2番21号
JR松本駅からは徒歩約15分です。
バスの場合は、
タウンスニーカー東コース「松本市立博物館」下車 徒歩約1分
または
「大名町」バス停から徒歩約1分
でアクセスできます。
車で行く場合は駐車場に注意
ここは初めて行く方に特に伝えておきたいポイントです。
松本市立博物館には一般来館者向け駐車場がありません。
公式案内でも周辺駐車場の利用が案内されており、駐車料金の割引サービスなどもありません。館には駐輪場80台とハートフル駐車場2台があります。
車で訪れる場合は、松本城周辺・大手周辺の市営・民間駐車場を利用する形になります。
**「松本市街地・駐車場ガイド」**
松本観光ならどのくらい時間を見ればいい?
常設展示を中心に見るなら、1時間前後を目安に予定しておくと組み込みやすいでしょう。
ただしこれは公式の標準所要時間ではなく、展示を読むペースによってかなり変わります。
特別展も見る場合や、歴史が好きな方ならもっと時間を取っておくのがおすすめです。
例えば、
午前:松本城
→ 松本市立博物館
→ 昼食
→ 縄手通り
→ 四柱神社
→ 中町通り
というコースなら、松本中心市街地をかなり楽しめます。
バリアフリー設備も充実
館内にはエレベーターやバリアフリートイレ、館内スロープ、点字案内などが設けられています。
貸出用の車いす・ベビーカー、授乳室、コインロッカーなども用意されています。
高齢の方や小さなお子さんを連れた家族でも利用しやすい施設になっています。
まとめ|松本を「見る」から「知る」観光へ
松本といえば、まず思い浮かぶのは松本城。
でも、城だけを見て帰ってしまうのは少しもったいないかもしれません。
松本市立博物館を訪れると、城下町の歴史や人々の暮らし、文化など、現在の松本につながる背景を知ることができます。
そして博物館を出たあとに松本の街を歩いてみると、
「この道にも歴史があるんだな」
「松本って、こういう街だったんだ」
と、今までとは少し違った景色に見えるかもしれません。
松本城から縄手通り・中町通り方面へ散策する途中に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
基本情報
施設名: 松本市立博物館
住所: 長野県松本市大手3丁目2番21号
常設展示: 大人500円/大学生250円/高校生以下・18歳未満無料
展示室: 9:00〜17:00(チケット販売16:30まで)
休館: 原則毎週火曜日ほか
JR松本駅: 徒歩約15分
一般来館者用駐車場: なし
公式サイト: 松本市立博物館



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