結婚は、新しい生活のスタート
結婚が決まると、うれしい気持ちと同時に、
「何から始めればいい?」
「婚姻届はいつ出す?」
「新居はどうする?」
「利用できる補助金はある?」
など、考えることが一気に増えてきます。
結婚式をする人もしない人も、結婚は新しい生活を始める大きな節目です。
この記事では、松本市で結婚するときの大まかな流れと、新生活を始める前に知っておきたいことをまとめました。
1.結婚が決まったら、まず2人で確認したいこと
婚姻届を出す前に、2人で少しずつ話しておきたいことがあります。
たとえば、
- いつ婚姻届を出すか
- どちらの姓にするか
- どこに住むか
- 仕事をどうするか
- 家計をどう管理するか
- 結婚式をするか
- 新婚旅行をするか
- 将来どんな生活をしたいか
などです。
すべてを一度に決める必要はありません。
**「結婚後、どんな暮らしをしていきたいか」**を話しておくと新生活を始めやすくなります。
2.婚姻届を準備しよう
婚姻届には、結婚する2人の記入に加えて、成人2人の証人の署名が必要です。
松本市では、婚姻届は夫または妻の本籍地、または所在地の市区町村へ提出できます。届出によって法律上の効力が発生します。本人確認にはマイナンバーカード、運転免許証、パスポートなどを利用できます。
婚姻届を準備するときは、
- 記入漏れがないか
- 本籍の記載に間違いがないか
- 証人欄が記入されているか
- 本人確認書類を用意したか
を確認しておきましょう。
松本市公式サイトから婚姻届をダウンロードすることもできます。印刷する場合はA3サイズ指定です。

3.婚姻届を提出する日を決める
婚姻届は、受理された日が法律上の婚姻日になります。
そのため、
付き合い始めた日
どちらかの誕生日
思い出の日
覚えやすい日
などを選ぶ夫婦もいます。
希望する日が決まっている場合は、記載不備がないよう事前に確認しておくと安心です。
松本市では、平日の市民課窓口は9:00〜16:30、支所・出張所は8:30〜17:15。夜間や休日も本庁舎1階の宿日直室で戸籍届を預かっていますが、その場では内容審査を行わないため、後日手続きが必要になる場合があります。
4.新居をどうする?
結婚を機に、
- どちらかの家で暮らす
- 新しく賃貸住宅を借りる
- 住宅を購入する
- しばらく別居婚にする
など、住まいの形もさまざまです。
新居を探すときは、
家賃
通勤時間
駐車場
スーパーや病院へのアクセス
冬の道路状況
なども確認しておくとよいでしょう。
松本市周辺では車を使う生活になるケースも多いため、駐車場の有無や通勤経路も確認しておきたいところです。
5.松本市の「結婚新生活支援事業補助金」も確認しよう
松本市には、結婚やパートナーシップ宣誓を機に新生活を始める世帯を対象に、**住宅費や引越費用などを補助する「結婚新生活支援事業補助金」**があります。
条件に該当する方は、ぜひ確認しておきたい制度です。
2026年度の主な対象条件
2026年度は、主に次の条件が設定されています。
- 婚姻届受理日またはパートナーシップ宣誓日が2026年1月1日〜2027年3月31日
- 婚姻日・宣誓日に2人とも39歳以下
- 2人の2025年分所得合計が500万円未満
- 対象となる住居が松本市内にある
- 申請時に2人ともその住居に住民登録している
- 2人とも松本市税の滞納がない
- 原則として、申請日までに2人ともライフデザイン講座等を受講している
などです。
※すべての要件を満たす必要があります。個別事情によって扱いが異なることもあるため、必ず公式案内をご確認ください。
補助額は?
2026年度は、
2人とも29歳以下
基本上限 60万円
2人とも39歳以下
基本上限 30万円
となっています。
さらに、住宅取得費用またはリフォーム費用については、松本市独自の上限10万円の上乗せ補助があります。
そのため最大では、
29歳以下の世帯:最大70万円
39歳以下の世帯:最大40万円
となります。
どんな費用が対象?
対象になる主な費用は、
住宅取得費用
新築住宅・中古住宅・マンションなどの建物購入費
住宅賃借費用
家賃・共益費・敷金・礼金・仲介手数料
引越費用
引越業者や運送業者へ支払った費用
リフォーム費用
住宅の修繕・増築・改築・設備更新など
です。
一方で、エアコンや洗濯機などの家電購入・設置費、外構や車庫など一部の工事は対象外です。自分でレンタカーを借りて行った引越し費用なども対象外とされています。
対象となる支払期間
2026年度は、原則として
2026年4月1日〜2027年3月31日
に支払った対象費用が補助対象になります。
賃貸住宅の場合は、婚姻前に契約していたかどうかなどによって対象範囲が変わることがあります。
申請期間
2026年度の申請受付期間は、
2026年7月1日〜2027年3月31日
です。
ただし、予算に達し次第、受付終了となります。
2〜3月は予約が集中すると松本市も案内しているため、対象になりそうな方は早めに確認しておくとよいでしょう。
申請場所
申請受付は、
なんなんひろば
松本市芳野4番1号
で行われています。
受付は月・水・木・金曜日の9:00〜17:00で、来館予約が案内されています。火曜日・土曜日・日曜日・祝日・年末年始は申請受付対象外です。
6.引っ越しを伴う場合
結婚と同時に引っ越す場合は、婚姻届とは別に住民異動の手続きが必要になります。
松本市では、市民課・支所・出張所で転入・転出・転居などの住民異動届を扱っています。
細かな手続きについては、②の
「松本市で結婚後に必要な手続き完全ガイド」
で詳しくまとめます。
7.結婚後のお金について話しておこう
結婚生活では、毎月のお金をどう管理するかも大切です。
代表的なものには、
- 家賃や住宅ローン
- 食費
- 水道光熱費
- 通信費
- 車の維持費
- 保険
- 貯蓄
- 趣味のお金
などがあります。
家計管理には、
収入をまとめて管理する方法
生活費だけ共同で管理する方法
それぞれ一定額を出し合う方法
などがあります。
2人が分かりやすく、続けやすい方法を選びましょう。
8.仕事や扶養について確認
結婚をしたからといって、必ず働き方を変える必要はありません。
ただし、
姓が変わった
住所が変わった
扶養に入る
健康保険が変わる
通勤経路が変わる
などの場合には、勤務先への届け出が必要になることがあります。
会社員の場合は、勤務先の人事・総務担当へ確認しておきましょう。
9.姓が変わる場合
結婚によって姓が変わる人は、
マイナンバーカード
運転免許証
銀行口座
クレジットカード
保険
携帯電話
パスポート
などの変更が必要になる場合があります。
数が多いため、チェックリストを使って一つずつ進めると分かりやすくなります。
詳しい手続き方法や問い合わせ先は、②「結婚の手続き編」で紹介します。
10.新婚旅行を考えている人
海外へ新婚旅行に行く場合は、
パスポートの氏名と航空券の氏名
が一致しているか、特に確認しておきましょう。
結婚直後に旅行を予定している場合は、婚姻届の提出日、パスポート変更の時期、航空券の予約名をあらかじめ確認しておくと安心です。
11.保険も一度確認してみよう
結婚をきっかけに、
- 生命保険
- 医療保険
- 自動車保険
- 火災保険
などを確認してみるのもよいでしょう。
氏名や住所だけでなく、生命保険では受取人を確認する機会にもなります。
12.家事の分担も話しておこう
結婚生活が始まると、
料理
洗濯
掃除
ゴミ出し
買い物
家計管理
など、日常の家事が続きます。
お互いの仕事や生活時間を考えながら、無理のない分担方法を決めていきましょう。
最初から完全に固定するのではなく、生活しながら調整していくのも一つの方法です。
13.松本で始める新生活
松本市には中心市街地から郊外まで、さまざまな生活エリアがあります。
新居を選ぶ際は、
通勤
買い物
医療機関
交通
駐車場
子育て環境
など、自分たちの暮らしに必要な条件を確認しておくとよいでしょう。
「松本よりみち帖」でも、松本で暮らす際に役立つ情報を順次紹介していきます。
結婚したら、こんな流れをイメージ
結婚が決まる
↓
2人で新生活について話す
↓
婚姻届を準備
↓
婚姻届を提出
↓
補助金の対象になるか確認
↓
新居・引っ越し
↓
氏名・住所・保険などの手続き
↓
仕事・家計・保険を整理
↓
新生活スタート!
結婚したらチェックしたいこと
☐ 婚姻日を決めた
☐ 婚姻届を準備した
☐ 新居を検討した
☐ 結婚新生活支援事業補助金を確認した
☐ 引っ越し予定を確認した
☐ 家計について話した
☐ 勤務先への届け出を確認した
☐ 保険を確認した
☐ 新婚旅行を確認した
☐ 結婚後の各種手続きを確認した
結婚後の具体的な手続きはこちら
結婚後には、
マイナンバーカード
健康保険
年金
運転免許証
銀行
クレジットカード
パスポート
車
などの変更が必要になる場合があります。
こちらは別記事、
👉 「松本市で結婚後に必要な手続き完全ガイド|名義変更・保険・年金・免許まで」
で詳しくまとめています。
まとめ|結婚は新生活を準備する大切な時期
結婚には婚姻届などの手続きがありますが、それだけではありません。
新居、仕事、お金、家事、保険、将来のことなど、2人で決めていくことが少しずつ増えていきます。
そして松本市には、条件を満たす新婚世帯を対象にした結婚新生活支援事業補助金もあります。
住居費や引越費用などは大きな負担になることもありますので、対象になりそうな方は、契約や支払いを進める前の段階から公式情報を確認しておくと安心です。
一つずつ準備しながら、自分たちらしい新生活をスタートしていきましょう。



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