松本市内でクマの目撃情報が相次いでいます。
「もし散歩中にクマと出会ったら?」
「住宅地にもクマは来るの?」
「子どもがクマを見つけたらどうすればいい?」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
松本市は山々に囲まれた自然豊かな街です。しかし、その豊かな自然はツキノワグマの生息地でもあります。
今回は、松本市や環境省の公式情報をもとに、クマに出会ったときの正しい行動、日頃の予防策、目撃情報の確認方法、通報先をわかりやすくまとめました。
大切なのは、むやみに怖がることではなく、正しい知識を身につけておくことです。
1.松本市でもクマへの注意が必要!
松本市では、山間部だけでなく、森林に近い住宅地や河川沿いなどでもクマへの注意が必要です。
特に気をつけたいのが、次のような場所です。
- 山林や登山道、ハイキングコース
- 河川沿いや河岸林
- 住宅地に隣接する雑木林
- 果樹園や畑の周辺
- 見通しの悪い藪や沢沿い
また、クマは早朝や夕暮れ時に活発になる傾向があります。
秋は冬眠に備えて食べ物を探す季節。11月も油断はできません。
出かける前には、松本市の最新の目撃情報を確認しましょう。
※目撃場所や日時は随時更新されます。必ず最新情報をご確認ください。
2.クマに出会ったら?絶対に覚えたい3つの行動
もし目の前にクマが現れたら、どうすればよいのでしょうか。
基本となるのは次の3つです。
① 走って逃げない
クマに背中を向けて走るのは危険です。
追いかけられる可能性があるため、慌てて走り出さないようにしましょう。
② 大声を出さない・刺激しない
突然叫んだり、石を投げたり、棒で威嚇したりする行動は避けましょう。
クマを興奮させ、攻撃につながるおそれがあります。
③ クマの動きを見ながらゆっくり離れる
クマを刺激しないよう、静かに距離を取ります。
近くに建物や車など安全な避難先があれば、落ち着いて移動しましょう。
合言葉は「走らない・騒がない・近づかない」です。
3.もしクマが近づいてきたら?
クマがこちらに向かってきた場合も、背中を向けて走らないことが大切です。
近くに電柱や車、太い木などがあれば、クマとの間に遮蔽物を挟むように移動します。
安全に入れる建物や車があれば避難しましょう。
クマ撃退スプレーを携帯している場合は、使用に備えます。ただし、事前に使い方や噴射距離を確認しておく必要があります。
万が一、襲われそうになった場合
逃げることも避けることもできず、攻撃を受けそうになった場合は、最終手段として防御姿勢を取ります。
- 地面にうつ伏せになる
- 顔、胸、お腹を守る
- 両手を組んで後頭部と首の後ろを覆う
- できるだけ急所を守る
この姿勢でもけがを完全に防げるわけではありませんが、致命傷を避けるための防御方法として環境省が案内しています。
▶ 政府広報オンライン|クマに出会わないために。知っておきたい対策
4.住宅地でクマを見かけた場合は?
住宅地でクマを見つけた場合、近づいて様子を見たり、写真を撮ろうとしたりしてはいけません。
安全に移動できる場合は建物の中に避難し、窓やドアを閉めましょう。
また、クマを追い払おうと自分で近づくことも危険です。
安全を確保してから、警察や松本市へ連絡してください。
5.子どもにも教えておきたいクマ対策
登下校や外遊びの際にも、クマへの備えが大切です。
家庭では、次のことを話し合っておきましょう。
- クマを見つけても絶対に近づかない
- 子グマを見ても近づかない
- クマに出会ったら走らず、静かに距離を取る
- 安全な建物に避難できたら、大人に知らせる
- クマの目撃情報がある場所には近づかない
特に注意したいのは子グマです。
小さくてかわいらしく見えても、近くに母グマがいる可能性があります。
また、学校や自治体からクマの目撃情報が届いた場合は、通学経路や外出時間を見直しましょう。
長野県では子ども向けの動画やパンフレットも公開されています。
6.クマに出会わないためにできること
クマ対策で最も大切なのは、遭遇そのものを避けることです。
山や森林に出かける場合
クマ鈴やラジオなど、音の出るものを携帯しましょう。
沢沿いや風の強い場所では音が届きにくいこともあるため、周囲の様子をよく確認してください。
また、単独行動を避け、できるだけ複数人で行動しましょう。
住宅地で気をつけたいこと
クマを引き寄せる食べ物を屋外に放置しないことも重要です。
- 生ごみを屋外に放置しない
- 落ちた柿や栗などを片づける
- 廃棄する果物や野菜を適切に処理する
- ペットフードを屋外に置きっぱなしにしない
- 犬の散歩では必ずリードを使用する
身近な対策の積み重ねが、クマを人の生活圏に引き寄せないことにつながります。
7.松本市でクマを目撃したら、どこに連絡する?
クマを目撃した場合は、まず自分自身の安全を確保してください。
そのうえで、次の連絡先に通報しましょう。
松本警察署
電話:0263-25-0110
松本市役所(代表)
電話:0263-34-3000
松本市役所 森林環境課(開庁時間のみ)
電話:0263-78-3003
通報するときは、わかる範囲で次の情報を伝えましょう。
- クマを見た場所
- 目撃した日時
- クマの頭数
- 移動した方向
- 人への危険があるかどうか
ただし、確認のためにクマを追いかけたり、再び近づいたりしてはいけません。
人が襲われているなど緊急の場合は、110番へ通報してください。負傷者がいる場合は119番への救急要請も必要です。
8.松本市のクマ出没情報を確認するには?
松本市では、クマの目撃情報を公式ホームページで公開しています。
また、松本市公式LINEでも目撃情報などが配信されています。
外出前に最新情報を確認する習慣をつけましょう。
公式情報リンク集
※掲載情報は2026年11月2日時点で確認した公式情報をもとにしています。
9.まとめ|正しい知識が自分と家族を守る
松本市は、豊かな自然と人々の暮らしが身近にある街です。
だからこそ、野生動物との距離の取り方を知っておくことが大切です。
クマに出会ったときは、
「走らない・騒がない・近づかない」
そして、クマの動きを確認しながら静かに離れることを心がけましょう。
普段から出没情報を確認し、食べ物を放置しないなどの予防も忘れずに。
自然を大切にしながら、人もクマも安全に暮らせる松本でありたいですね。
松本よりみち帖からひとこと
突然の出来事には、誰でも驚いてしまうものです。
でも、いざというときの行動を知っているだけで、守れる命があります。
この記事が、松本で暮らす皆さんや観光に訪れる皆さんの安心につながれば幸いです。
『松本よりみち帖』では、これからも暮らしの中の「困った!」に役立つ情報をお届けしていきます。
暮らしの「困った!」を解決!
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