―― 「自分で決める」は練習で身につく
第2話では、
「決められない自分を責めなくてよかった」
というところまで辿り着きました。
ここまで来ると、多くの人が次にこう思います。
じゃあ、実際にはどうすればいいの?
自分で決めるって、何から始めればいいの?
今回は、その答えです。
人生を変えるのは、大きな決断ではなかった
以前の私は、
「自分で決める=人生を左右する重大決断」
だと思っていました。
転職、結婚、引っ越し、人間関係の断捨離…。
だから怖くて、余計に決められなかったのです。
でも実際は、まったく違いました。
人生を動かし始めたのは、
誰にも気づかれないくらい小さな選択でした。
最初にやったのは、どうでもいいことを自分で決めること
私が最初に意識したのは、こんなことです。
- 今日どの服を着るか
- どの順番で用事を済ませるか
- 今日は誰に会わないか
- 断るか、無理をするか
どれも、失敗しても人生は壊れません。
でもここで大事なのは、
「誰かの正解」を探さずに決めることでした。
「これでいいのかな?」は消えなくていい
自分で決め始めると、必ず出てきます。
「本当にこれでよかったのかな」
「別の選択の方が正解だったかも」
以前の私は、
この迷いが出るたびに
「やっぱり自分で決めるのは向いてない」と思っていました。
でも今は、こう考えています。
迷いが出るのは、
ちゃんと自分で選んだ証拠。
誰かに決めてもらった選択には、
この迷いすら出てきません。
小さな決断は「結果」より「感覚」を育てる
小さな決断の目的は、
うまくいくことではありません。
- 自分で選んだ
- 自分で引き受けた
- 自分で納得しようとしている
この感覚を育てること。
それを繰り返すうちに、
不思議な変化が起きました。
他人の反応が、
少しずつ「参考情報」になっていったのです。
他人の目が気にならなくなる正体
他人の目が気になるとき、
人はこう思っています。
「この選択は、私のものじゃない」
でも、自分で決めた選択は違います。
- 褒められても
- 否定されても
「そう思う人もいるよね」と受け止められる。
なぜなら、
もう決定権は自分の手の中にあるからです。
これは、
思いやりの心理
で語られている「自分をしっかり持つ」という感覚そのものだと、今は思います。
うまくいかなくても、ちゃんと前に進んでいる
自分で決めて、
うまくいかないこともあります。
でもそれは、
「失敗」ではありません。
- 他人任せで後悔する人生
- 自分で選んで学ぶ人生
どちらが生きやすいかは、
もう言うまでもないですよね。
おわりに:人生は、選択の積み重ねでできている
自分で決める力は、
才能ではありません。
回数で身につく感覚です。
小さな選択を、
今日ひとつ、自分で決める。
それだけで、
人生のハンドルは少しずつ、
確実に自分の方へ戻ってきます。
次回予告
※次回は
「それでも他人の目が気になるとき」
―― 揺り戻しとの付き合い方について書く予定です。


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