「この記事では、他人の目が気になる心理や考えすぎてしまう原因との向き合い方を、思考の整理箱シリーズとして解説します。」
―― 揺り戻しは「失敗」ではなかった
自分で決めるようになって、
少しずつ生きやすくなってきた。
他人の目も、以前ほど気にならない。
それなのに――
ふとした瞬間に、また戻ってしまう。
- 嫌われたくなくて無理をする
- つい人の顔色をうかがう
- 「これでよかったのかな」と不安になる
そんな自分を見て、
「やっぱり私は変われていないのかな」
そう思ってしまうことがあります。
でも、ここで知っておいてほしいことがあります。
それは、揺り戻しは失敗ではない、ということです。
揺り戻しは「心のクセ」が戻っただけ
長い間、
他人の目を基準に生きてきた人にとって、
それはもう「生き方のクセ」です。
クセは、意志では簡単に消えません。
調子が悪い日、疲れている日、
不安が強いときに、ふっと顔を出します。
それは後退ではなく、
慣れ親しんだ安全な場所に一瞬戻っただけ。
心が「危ないかも」と感じたとき、
昔のやり方を思い出すのは、
とても自然な反応です。
「また戻った」と気づけた時点で、前にいる
以前の私は、
揺り戻していることにすら気づいていませんでした。
・人に合わせすぎている
・無理をしている
・自分を後回しにしている
それが「普通」だと思っていたのです。
でも今は違います。
「今、他人の目を基準にしてるな」
そう気づけている。
これは、
もう同じ場所にいない証拠です。
揺り戻した自分を責めないでほしい
揺り戻したとき、
一番やってはいけないのは、
「またダメだった」と自分を責めること。
それをしてしまうと、
心はさらに不安になり、
また他人に決定権を渡したくなります。
ここで大切なのは、こう声をかけることです。
ああ、今ちょっと怖かったんだね。
それだけでいい。
戻っても、また選び直せばいい
自分で決める人生は、
一直線ではありません。
- 進んで
- 戻って
- 立ち止まって
- また選び直す
その繰り返しです。
一度、自分の手でハンドルを握った経験は、
消えません。
たとえ一瞬手放しても、
また取り戻せることを、もう知っているからです。
生きやすさは「完璧」ではなく「回復力」
他人の目を
一切気にしない人になる必要はありません。
気になってもいい。
揺れてもいい。
大切なのは、
「戻ってこれる場所」を自分の中に作ること。
- 自分で決めていい
- 断ってもいい
- 選び直してもいい
そう思える場所があれば、
人生はちゃんと安定します。
おわりに:あなたは、もう一度選べる人になった
揺り戻しは、
変われていない証拠ではありません。
変わろうとしている証拠です。
そしてあなたはもう、
「自分で決める」という選択肢を知っています。
それだけで、十分です。
「思考の整理箱シリーズでは、自分の思考を整理するヒントを発信しています。」


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